沖縄県宜野湾市にお住まいの城間盛秋さんです。
城間盛秋さん

城間盛秋さん
野村流音楽協会師範
湛水流保存会教師


 2003年10月
 沖縄文化民間交流協会主催
 の海外公演に出演。
 バーレーンとシリアとU.A.E
 で沖縄の芸能を披露する。

 2004年 1月
 国立劇場おきなわ開演公演
 の「組踊」と「舞踊」に出演
 
 その他、毎年数多くの公演会
 に出演している。


 問 又吉三線屋とのお付き合いは何年位ですか。
 答 もう二十年以上になるかな。
 
 問 又吉さんの三線は「知念大工」の他にはどんな三線を
   お持ちですか。
 答 「正与那」「真壁」「平仲知念」など
 
 問 又吉さんの三線の特長は?
 答 音だね。あちこちのお店を歩いたが、求める音になか
   なか出会う事ができなかった。又吉さんに「こんな感
   じの音」と伝えるとその音が形になった。
 
 問 「太陽の音」はいかがですか。
 答 ばちを軽く当てただけで音が出てくる。
  (三線を取り出して)これは、三線を始めた頃の物で、
   ある三線店の張りだけど、(テ〜ンと弾いて)これ
   以上に大きく音を出そうとすると(もう一度弾く)
   音が割れてしまう。ゆとりが無いね。

 問 「ゆとり」を一般の方にも分かりやすくお願いします。
 答 陸上競技の末続慎吾選手の走り。世界陸上でメダルを
   取ったけど、あの走りにはゆとりがある。
   分かりやすくといっても、音を追求していない人に
   は無理なんじゃないかな。又吉さんが「ゆとりの音」
   を作り出しても、よその店に持っていって皮を張り替
   えてしまう人がいるからね。それでも棹の作りがいい
   から悪い音ではないけれど、「宝の持ち腐れ」だね。
   今は「太陽の音」を声で表現しようと取り組んでいる。

 問 「太陽の声」ですか。
 答 毎日二時間位、又吉さんと向き合って声作りしている。
   今までに無い声だから、なかなか難しいね。(工工四
   を取り出して)例えばこの音の意味は‥‥

 夕方から始まったお話は夜が更けるまで続きました。
 城間さん、どうもありがとうございました。
 又お話を聞かせてください。          

(2004年 6月)

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